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7月21日 練馬支部大会開催

2018年7月21日、江戸城天守を再建する会練馬支部大会が40名近くの参加者を集めて、西部池袋線練馬駅前のココネリの研修ルームにて開催されました。

元フジTVアナウンサーの小林大輔さんが参加者を代表して質問を重ねながらなめらかにプログラムを進行しました。松本・練馬支部長が口火を切って、百瀬専務理事がこれまでの運動の歩みをふりかえったあと、太田会長が「江戸城天守再建」と題して講演しました。

太田会長のお話は、太田道灌と練馬の輝姫伝説との関係から始まりました。室町時代の1477年、石神井城主・豊島泰経は、太田道灌と江古田・沼袋原で戦って敗れ、逃れた先の石神井城でも、さらに太田勢に攻められ落城したといいます。太田道灌が大河ドラマになれば、練馬ゆかりのこのシーンが出てきます。

続いて、徳川初代~三代の将軍が16年ごとに3回天守を立て直した後、1657年に明暦の大火で天守が焼失した後、再建されていないことに触れました。そしてまさに今が、■歴史と伝統を代表■首都東京のシンボルタワー■日本の文化と技術を世界に発信、という三つの目的をもって天守を再建する機会であることを語りました。

さらに、都市計画の専門家の意見や、天守が再建されたときの天守を含む予想景観、世界の歴史建造物再建の動きなどにも触れました。天守再建に対していろいろな意見が述べられるが、前進させる力となるのは世論であることを結びの言葉としました。

司会者が支部で賛同署名を集めることの重要さを繰り返し強調しつつ、練馬支部大会が終了しました。