新年、明けましておめでとうございます。年頭に当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。
私どもNPO法人「江戸城再建を目指す会」に対しまして、平素より一方ならぬご愛顧とご支援を頂いておりますこと、心から厚く御礼申し上げます。私どもが、平成18年3月にNPO法人を立ち上げて以来4年が経過しましたが、ここまで牛歩の歩みながら、お蔭さまで、昨年12月15日現在会員総数が1680名に達し。ご支持、ご賛同くださる方々の輪が次第に大きく、着実に拡がりつつあります。今年は2000名の大台に乗せて、当面の目標である会員3000名に向けて、鋭意努力を重ねてまいります。どうか、皆様、私どもに一層のご支援を賜りますよう、お願いいたします。
今年は、会員拡大に加えて、大きな目標、テーマが二つございます。それは、
1)日本で、初めてとなる江戸城寛永度天守の「復元図」を、広く世に
アピールします:
私たちが再建を目指している江戸城寛永度天守は、約350年前、1657年の明暦の大火で焼失して以来、ついに今日まで再建されることはなく、その為、この城がどんな城だったのか、今日まで詳らかにされてはいません。その理由は、寛永度天守を建てた棟梁の書いた1枚の「縦地割図」は遺されているものの、実際に建てるとなと建築設計図の基となる正確な「復元図」が必要ですが、それが誰の手によっても描かれて来なかったからです。
このような状況下で、昨年秋、日本の城郭研究の第一人者と言われる広島大学大学院の文化財学研究室、三浦正幸教授との、赤い糸で結ばれた・・とも言える、素晴らしい出会いがあり、先生から、「何のバックもない一民間団体が、この壮大なテーマを掲げてよくぞここまで頑張ってきた。支援しよう!」との温かいお言葉を頂き、誰も手がけてこなかった「復元図」の策定をお約束頂いたばかりか、それをNPO法人「江戸城再建を目指す会」を通して、世に出そうとおっしゃって頂きました。
「復元図」は、三浦研究室の手によって今年半ば頃までには完成される見込みですが、これが発表されれば、私たちの再建運動に大きな転機がもたらされるだけでなく、史上初めて本格的な寛永度天守の「復元図」が世に出されるだけに、「日本一の、こんな美しい、凄い城が建つのか!?」という声が木魂のように日本全国に拡がっていく・・そう考えただけで、胸が躍るではありませんか。ご期待下さい。
2)認定NPO法人の認定取得にチャレンジします:
寄付金などに対する税制上の優遇措置を得られる「認定NPO法人」の認定取得に向けて、本格的な準備を進めてまいります。全国に約3万8千あると言われるNPOの中で、この認定NPOを取得したNPOは、僅か110(約0.3%)に過ぎないと言われる難関ですが、江戸城再建が認定NPO法の、公益性の向上に必ずや寄与することを信じて、チャレンジしてまいります。
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私たちの“草の根運動”に対して、一民間団体でそんな大それたこと「出来る筈がない!」と言われながらも、私たちは「出来ない筈はない!」と信じて、ここまで活動を続けてまいりました。これからも、夢を「かたち」にする為に、山頂にたなびく一条の“坂の上の雲”に向かって、ひたすら、登り続けてまいります。皆さま、どうか、このNPO法人「江戸城再建を目指す会」に、一層のご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
平成22年 元旦
NPO法人 江戸城再建を目指す会
理事長 小竹 直隆
