「江戸城再建を目指す会」から、「江戸城天守を再建する会」 へ

平成25年度通常総会

「江戸城天守を再建する会」へ移行


  平成25年度会員総会で決定


平成25年度通常総会は2月17日、江戸東京博物館で開かれ、平成18年にNPO法人を設立して以来7年を経て、会員が3000名を超えるなど再建運動のここまでの成果を踏まえて、法人名を「江戸城再建を目指す会」から、「江戸城天守を再建する会」に移行することを決議しました。

昨年度発表した再建運動の中長期展望を踏まえ、2020年の築城・竣工に向けて、今年は、権威ある第三者機関に当会の再建運動に対する客観的評価調査を委嘱し、またシンクタンクに、築城による経済波及効果などの調査を委託します。また5月を目途に、地域・職域の法人、団体などと連携して「江戸城天守再建連絡協議会」の準備会を立ち上げ、12月初旬に「江戸城天守再建総決起集会」を開催することにしました。

また来年2014年には、次のような課題に取り組みます。
①政官財、各界、各層とのネットワーク拡大 ②江戸城を中心とした文化、観光交流都市形成などの勉強会発足 ③全国各地の、天守・城郭再建都市との連携、交流 ④文化庁、国土交通省など関係所轄庁への出願準備を進めます。

このような運動をひとつ一つ積み上げる中で、江戸城天守再建の趣旨目的が、各界各層に浸透し、私たちの運動に対する賛同と支援の輪が大きく拡がることを期待します。その中で、再来年2015年以降は、政官財各界、各層の強力な支持、協力を求めつつ、具体的な天守再建に関わる事業構想、即ち、築城と築城後の事業運営主体を確定し、それ以降は、事業運営主体と連携して、建築基準設計、実施設計と本格的な築城に向けた募金活動に着手し、夏季オリンピックの東京招致に呼応して、2020年には、江戸城天守再建の夢を実現すべく、“道なき道”を切り拓いて前進していくことを誓いました。

(★「江戸城天守を再建する会」の名称は、東京都と法務局に定款変更を申請し、その
認証を得た上で確定する運びとなる為、その間、旧名を併記して使用します。)

 

江戸城天守の模型が当会へ贈呈される


今年度通常総会は、総会定足数を上回る正会員260名(うち委任状188名)が参加して開催されました。

冒頭、昭和天皇在位60年を記念して、江戸城復元を最初に提唱した中山正暉元建設相が来賓として出席し、当時、中山氏が創作された「江戸城天守の模型」を小竹直隆理事長に贈呈し、当会の江戸城天守再建運動に力強いエールを送って頂きました。

 

新会員紹介者ベスト10会員に感謝状


また総会では、平成24年度新会員紹介者ベスト10の方々に感謝の意が表され、代表して千代田区九段3丁目町会長の細内進氏に、小竹理事長から感謝状が贈られました。

細内さんは約50年前、ヨーロッパで暮らしていて、日本を眺めた時、東京には世界に自慢できる観光のシンボルがないことに気づきました。どの都市にも、美しく歴史を物語る宮殿や古城がある。江戸城は1657年の明暦の大火で焼失しましたが、天守の台座は残っています。地元の為、いつもその台座を眺めながら江戸城がないことを憂い、ずーっとその思いを引きずってきました。たまたま江戸城再建を目指すという話を聞いた時、これだ!と思いましたとお話され、新規会員をお誘いする時は、信念を持ち、きちんとした資料をもって説明すれば、100%賛同が得られると力強く語られ、オリンピックの東京招致が決まれば、さらに弾みがつきますねと再建運動への力強い声援を送って頂きました。

 

すべての議案が全員一致で承認可決された


議案審議では、1号議案の平成24年度事業活動報告(案)、同計算書類報告(案)。続いて第2号議案再建運動のロードマップ(案)と第3号議案並びに第4号議案25、26両年度事業計画(案)、同予算(案)、並びに第5号議案定款変更(案)、最後に、「小竹直隆氏の理事長承認を求める」件など、すべての議案が、全会一致で承認可決されました。

 

 

1600万円の募金運動にお力添えを・・アピール


今年度の主な事業計画では、上記の中長期展望を踏まえて、①会員とのコミュニケーションの活性化を図り、人と人を繋ぐ輪を拡げる小集団活動を行う。②賛同署名活動の目標を1万人とする。③築城に向けた調査研究や活動基盤強化の為の資金として、使途を特定した寄付金900万円並びに一般活動資金の寄付金700万円、合計1600万円の募金活動を行う。④千代田区のイベント等に積極的に参加すると共に、千代田区観光協会など外部団体との連携を図る。⑤情報紙「かわら版」を始めホームページ、フェイスブックなどを駆使して、当会からの魅力的な情報発信に尽力する。⑥天守再建はわが国固有の伝統と文化を継承し維持、発展させる運動のシンボルでもある為、江戸城や江戸文化などに関わるイベント、セミナー、シンポジウムなどを多彩に開催する。
これらの動きは、具体化次第、かわら版、HP,Facebook,メールなどでお知らせします。

 

25年度通常総会における次の報告書類の情報公開は、


24年度事業報告、貸借対照表、財産目録、活動計算書類、計算書の注記等ならびに監事監査報告書などは、すべて情報公開されます。詳細は、当会事務所並びに東京都において閲覧やHPで、4月を目途に順次、公開されますので、ご覧ください。

「江戸城再建を目指す会」から「江戸城天守を再建する会」 へ


・・ 2020年の江戸城寛永度天守完成に向けて、ロードマップを発表 ・・


 

平成25年度通常総会で、私たちは「江戸城再建を目指す会」から「江戸城天守を再建する会」に移行し、2020年には「江戸城寛永度天守」を完成すべく、「ロードマップ」を発表しました。(2.17通常総会の内容については、別紙の報告をご覧ください。) 省みれば、私たちが、政治的、思想的、資金的に何のバックも持たない、純粋な一民間団体として、平成18年にNPO法人を設立して以来、7年余が経過しました。この間、課題山積とは云え、会員総数も3000名を越え、お蔭様で、私たちの運動に対する各界、各層からの期待と注目が集まりつつあることから、「目指す会」から「再建する会」への移行を決断した次第です。今後は「ロードマップ」に基づいて、いよいよ政官財 各界、各層に働き掛けて、築城再建に向けた本格的な活動を展開することになります。

いま日本は、急速に少子高齢化と人口減少が進みつつあり、このまま推移すれば、衰退の一途を辿ると言われています。この国は、何処へ行くのか。その一つの光明は、人口が減少しても来訪外国人が増えれば、この国に豊かな恵みと富をもたらす・・そのことに官民を挙げて新しい国づくりに尽力すれば、日本は、必ずや甦る、と信じております。
日本には、四季折々の山紫水明に恵まれた風土があります。それだけではありません。何よりも、この国には、長い歴史が育んだ世界に類を見ない、香り豊かな伝統と文化があります。その伝統と文化の「力」を、新しい魅力と活力のある国づくり「観光立国」に活かすことが出来れば、必ずや、この国を、未来に大きな夢と希望、自信と誇りを持てる国にすることが出来る、と信じております。
江戸城寛永度天守は、350余年前の明暦の大火で焼失して以来、今日まで、遂に再建され
ることはありませんでした。しかし、この「江戸城寛永度天守」は、日本城郭建築の最高到達点であり、且つ、日本文化のヴィンテージ(最高級の傑作)だと言われています。
この、「江戸城寛永度天守」を再建することによって、私たちは、後世に夢と希望を与える・・日本を代表する、この「国の宝」をつくることが出来る、と確信しております。
そのことを宿願とし,使命として、ここまで、江戸城寛永度天守の再建運動を進めてきました。これからの道のりは、まさに山あり谷あり、ありとあらゆる難関、難問が待ち受けていることでしょうが、私たちは、“坂の上の雲”ならぬ「坂の上の“天守”」を目指して、ひたすら“道なき道”を、一歩、一歩進んでまいります。
どうか、皆さん、この「江戸城寛永度天守」の再建運動に、ご理解とご支援を賜りますよう、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。





平成25年2月好日

                                                                                 認定NPO法人江戸城再建を目指す会
(「江戸城天守を再建する会」への認証申請へ)
理事長 小竹(おだけ)直隆






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