会員インタビュー

弁護士
三浦 雅生さん

日本の首都・東京を世界的な観光都市として飛躍させるための江戸城再建

現在、日本旅行業協会の顧問弁護士を務め、各種旅行業法制についての国の委員を務めるなど、旅行関係の法制度の権威だ。

そんな仕事上の関わりもあって、日本の首都・東京を世界的な観光都市として飛躍させるための江戸城再建には、強力な応援を送り続ける。先だっても自らのポケットマネーも含め、100万円もの寄付をとりまとめて会に寄付をしていただいた。

そうした会への直接の縁は、小竹理事長との長年のつながりだ。理事長への信頼と敬服が、会への後押しとなって現れている、といっても過言ではない。話をしていても、しきりと小竹理事長との思い出話が出てくる。おもしろいエピソードばかりだが、企業の実名が出てくる話が多いので、詳細が書けないのが残念だ。

理事長と知り合ったのは、まだ弁護士として駆け出しだった30年ほど前。「いやあ、おもしろい人だなあ、と思いましたよ」。

「小竹さんはJTBの幹部として様々な法的問題の局面で登場されるのですが、いい意味で日本人離れした論陣を張られることが多かったです。同業他社が役所の意向に唯々諾々となっているときに、一人気を吐いていました。長いものに巻かれることが決してなかった」。

そして三浦さんの心に深く印象づけられた小竹理事長が、ある日江戸城再建という途方もない未来図を携えて相談に来た。現実的な法律家としては、普通なら「無理だろう」と考えるところだが、「実現しっこないとは思いませんでした。だって戦略家で強力なブルドーザーの小竹さんが持ってきた話です。ひょっとするとと感じましたよ」。すぐに応援を決めた。

そして今、2020年の東京五輪開催が決まり、江戸城再建運動も盛り上がりを見せる。「時代が追いついてきた感じがしますね。今や十分可能性がある」。

やはりかつての小竹理事長の言葉で印象的なものに「旅行業は夢を売る商売なんだ」というものがある。江戸城再建もまさに「夢を追う事業」。「目の付け所がいいというか、ぶれていないというか。やはり海外から見て江戸・東京というのは極めて象徴的な存在ですからね」。

三浦さんは言う。「再建天守は、やはりシンボルとして仰ぎ見るものでしょうね。都心の景観ががらりと変わる。中に入れるように作るかは別にして、現物復活に意味があると思います」。

「ふだんの会の活動にはなかなか参加できなくて申し訳ないんですが。しかし今が正念場。非常に着実に進んで行っている。最後の坂が一番きついのでみなさん頑張って欲しい」と会にエールを送る。

取材・文 黒田 涼
(作家・江戸歩き案内人)