ご挨拶

平成29年3月吉日

江戸城寛永度天守を再建する
会員の皆様一人一人の力の結集が必要です

NPO法人 江戸城天守を再建する会
理事長 島田昌幸

この度、縁あって当会の理事長という大役を仰せつかることになりました。

緊張に身の引き締まる思いです。会の運営にあたっては、会員の皆様のご協力を得ながら、 理事が一体となって進んでまいりますので、よろしくお願い申し上げます。

最初に申し上げたいのは、当NPO法人をここまで引っ張ってこられた小竹前理事長と前任の理事の皆様への感謝です。

昨年度には、三浦正幸先生による「復元調査報告書」が上梓され、あの秀麗な寛永度天守の復元図が多くの人の目に触れることになりました。それが運動を進めていくうえで大きな力になりました。

新しく発足した執行部としまして、過去10数年のNPO法人の成果を正しく評価したうえで、会員の皆様とともに運動をさらに盛り上げていきたく存じます。

小竹前理事長は、このたび一般財団法人を設立されました。めざすところは私どもNPO法人と同じです。両者がうまく連携を取り合って成果を上げて行きたいと考えております。

一方で、皇室用財産である皇居東御苑に江戸城天守を再建することにいろいろな問題があることは、皆様のご承知の通りです。

天守再建を実現するためにはこれまで以上に
幅広く世論喚起の運動の輪を積み重ねていきます

天守再建を実現するためにはこれまで以上に国民の理解と支援を必要とします。私たちはNPO法人の原点に戻って、幅広く世論喚起の運動の輪を積み重ねていきます。国民各層、とりわけ若者や女性、地域社会、企業等あらゆるところに支援を呼びかけ会員拡大を行います。そのためにSNS等ITの活用も有効だと思います。

収益基盤の確立も急務です。そのためには会員の拡大が不可欠ですし、会員の方に継続して会費を払っていただくために知恵を絞っていかなければなりません。それとともに、行政プロジェクトとの連携による資金調達や、周辺事業にも力を入れて収益基盤を固めねばなりません。

2020年のオリンピック、パラリンピックのあと、江戸城天守再建を国家プロジェクトとして進めていくために、この運動は今重要な局面を迎えています。ここで改めて、世論喚起の工夫とともに、天守再建の事業主体となる公益財団法人設立に向けて、どのように具体的事業を展開していくのか、きちんと詰めていく必要があります。早急にプロジェクトチームを起ち上げてその検討に入りたいと思います。

いずれにせよ天守再建という意味のある魅力的な運動を進めるためには、会員お一人お一人の力の結集が欠かせません。

執行部は一丸となって運動を盛り上げていきますので、どうぞ皆様の一層のご支援をお願い致します。